モカとはその昔イエメンで栽培されたコーヒー生豆をヨーロッパへ積み出した港の名前(モカ港)であることは意外と知られていない。最近までHodeidah港から積み出されていたがサウジアラビアの空爆にあい2016年6月の入荷はAdenの港から積み出されていた。
アラビア半島の南端イエメンの首都サヌアは標高2000メートル級の場所にありコーヒーの産地バニーマタリも2300メートルと言われている。乾いた大地に大雨が降りワジと呼ばれる岩の間を水が流れコーヒーの段々畑がベリー系のコーヒーを生む
イエメンでは小規模農家によりコーヒーが栽培されている。その農家のコーヒーを一手に買い受け輸出するAl-Hamdaniはオスマントルコがイエメンを制服していた時代から続く輸出業者である。産地毎のコーヒーを揃えイエメンのトレサビリティーを守る唯一の業者であった
バニーマタリ地区と呼ばれるこの産地はイエメンコーヒーの代名詞モカマタリのマタリの由来である。ベリー系の酸味とオレンジの風味にチョコレートをまぶしたような味が特徴と言える。
写真はバニーマタリにあるAl-Hamdani社の倉庫を訪れた時の物です。第一次大戦のころオスマントルコが征服する時代からある倉庫には年代物の測りがこの地で測量しコーヒー豆の取引が行われていたことを物語っていました。
イスマイリー地区はトレッキングで有名なハラジ山(Harazi)の一角でコーヒーを栽培しているとAlHamdaniから聞かされる。
その豆は小粒なイエメンコーヒー豆の中にあって更に小粒ながら味は濃厚なビターチョコとウイスキーを思わせる風味が特徴 ブレンド用に使えば深い味わいが生まれ サラダにオリーブオイルかけるがのごとくマイルド感をもたらしてくれる。
ハラジ山は色々な物産が取引されることで有名なマナハもさることながら、ヨーロッパの人々にトレッキングコースとしても紹介せれていた。
コーヒーの味は色々な香辛料が複雑に混ざり合った風味が特徴で強い香りもありモカ好きにはたまらないコーヒーである。これぞアラビアンモカコーヒーと言える味に出会えることだろう。
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